手作業翻訳版 - 総合トップ 日本語 English 中文 한국어サイトの全メニューを表示
岩崎純一のウェブサイト > 精神病理学・精神疾患研究
サイトレイアウト切り替え
  • 主にデスクトップ向けのレイアウトに切り替える
  • 主にラップトップ向けのレイアウトに切り替える
  • 主にタブレット向けのレイアウトに切り替える
  • 主にスマートフォン向けのレイアウトに切り替える
  • 主に旧型モバイル向けのレイアウトに切り替える
ページ内移動

精神病理学・精神疾患研究

【精神・発達・行動障害者との交流】
 ▼概要
 ▼交流している方々のタイプ1
 ▼交流している方々のタイプ2
 ▼交流している方々のタイプ3
 ▼交流している方々のタイプ4
 ▼交流している方々のタイプ5
 ▼交流している方々のタイプ6
 ▼交流から派生した試みなど
 ▼各ページの構成
【当サイトにおける精神疾患者等の個人情報の扱い、およびDV・暴力・虐待等の加害者への対策について】
【執筆の際の留意点】
【参考文献】(精神疾患研究の全ページに渡る参考文献のみ。その他の参考文献は、各ページを参照。)

【精神・発達・行動障害者との交流】

概要

DSM-5 ●私は、世界保健機関(WHO)のICDやアメリカ精神医学会(APA)のDSMに規定されている精神・発達・行動関連障害を診断された方々と、分け隔てなく面識を持つ試みを、ライフワークとして個人で実施しています。基本的に、私宛てに面会希望のご連絡を下さった方々と面識を持っています。

 施設訪問やフィールドワークも行うことがあります。性被害・DV被害女性の専用施設については、男性の出入りを制限・禁止している場合が多いため、お呼びいただいた区画(共用スペースや庭など)のみを訪問・見学しています。

 私は、自分が共感覚や閃輝暗点などのいわゆる一般的でない知覚・神経性の様態を持って生きているためか、長年、人間の知覚・認知や、それに関連のある精神疾患・神経性障害・発達障害などに大変関心を持ってきました。

 とりわけ、以下の方々と交流してきました。サイトにご訪問下さったことによるメールから始まった交流が多く、私が施設などに出かけて行くこともあります。

 私は昔から、特殊な感性や「心の傷」・「心の病」を持つ方々への思い入れや親近感が強く、これらの方々との交流に好意的で、私自身が共感覚や閃輝暗点・偏頭痛を持っていたり、ストレスから来る離人症状などを体験したりはしてきましたので、お力になりやすいのは確かだと思います。

 ただし、時々間違えられるので、一応書いておくのですが、私は精神科医やカウンセラーやセラピストなどの専門家ではなく、私が皆様に医学的・心理学的に何かを診断・判断するわけではありませんので、その点はご留意いただければと思います。普段は全く別の仕事をしています。

 交流者数はほぼ男女同数ですが、個人的に、ご自身の症状や苦悩を自ら言葉にしにくい発達障害・知的障害・言語障害やひきこもり・ニートの男性と、それらを自ら言葉にでき人に聞いてもらいたいという希望・欲求の強い不安障害・摂食障害・解離性障害・パーソナリティー障害の女性との交流が多いので、現代日本人の心理の例(交流させていただいた方々の文章)に掲載している言葉・文章も必然的に女性のものが多くなっています。

 以下のページに皆様のサイトを掲載させていただいております。
 ●精神疾患関連リンク

精神科・心療内科・神経内科などに通院されている(いた)方々や、それらの方々に匹敵する、あるいは準じるか近い苦悩や生きづらさを感じている方々との交流

 私自身の興味・関心の対象やサイトのコンセプトの特殊性に由来するのかどうかは分かりませんが、ご訪問者には、「人が生きること」・「人間の実存」そのものの苦悩を哲学し「人生とは何か」を思索することが好きな方々や、逆に、精神・身体症状や被害体験(いじめ・ハラスメント・虐待・暴力・DVの被害など)を相談した相手(親族・教職員・NPO職員・DVシェルター職員・警察や、はたまた精神科医・カウンセラー・セラピストなど、被害者を救うべき立場にある人たち)からそれらいじめ・ハラスメントなどの二次被害に遭って症状が悪化した方々の割合が高くなっています。

 つまり、仕事や学業の悩みなどでこれらの医科(特に心療内科・神経内科)に通院している方々との交流だけでなく、被害状況がそれを挟んだ両極にある方々(日常的・具体的な悩みがなくとも哲学になるような生の苦悩を持つ方々と、逆に、二重・三重の暴力被害を受けた方々)との交流も多いということです。

 前者のタイプの苦悩については、私も東洋哲学や「生の哲学」を中心とする西洋哲学(特に実存主義哲学からポスト構造主義、その中でもニーチェ哲学)が趣味・ライフワークですし、このような生の苦悩はむしろ精神病理学が救う必要のない(救うという思想を持つべきではない)性質のものだと思うのですが、一方で後者のタイプの苦悩については、加害者がいなければ存在し得なかった性質のものであり、精神病理学のみならず社会が被害者を救っていく必要があると思います。

精神病棟の開放病棟に入院されている(いた)方々との交流

 統合失調症・妄想性障害の成人男性との交流が主です。(男性のほうが入院者数が多いため。)

 以下の発達障害・知的障害の男児・男性の方々について私が覚える「親近感」や「気が合う感覚」に比べて、統合失調症・妄想性障害の男性の方々の言動を拝見していると、どこか遠い世界のものに見えることが多いのは確かです。

 しかし、不思議と気が合う方も中にはいますし、何より、同じ人間として、同じ男として会話が通じることもあり、そのような時間を持つことに自分は人生の中で大きな意義を感じるので、交流を続けています。

 必然的に、入院中も退院後も、ニート・無職者や非正規労働者であったり、引きこもりであったり、恋愛未経験者・未婚者であったりする割合が高くなっています。それぞれの方々のご希望に合った人生となるよう、心から祈るばかりです。

精神病棟の閉鎖病棟に入院されていた方々との交流

 重度の統合失調症・妄想性障害の成人男性との交流が主です。(男性のほうが入院者数が多いため。)

 述べてみたいことは、同上です。

 もちろん、これらの方々については、ご退院済みとは言え、開放病棟に入院されている(いた)方々に比べて、かつては相当に重度の症状を呈しておられた方なのだなと感じるケースは多いです。

 しかし、自分自身と格闘して立ち直るまでに至ったその「精神力・気力」には、心から敬意を覚えます。

総合支援学校・特別支援学級・知的障害者施設などの児童・若者・成人の方々との交流

 今のところ発達障害・学習障害・知的障害・言語障害の男児やその親御様・先生方との交流が多いです。(男性のほうが発達障害者・学習障害・知的障害者・言語障害者の人数が多いため。)

 狭義の精神疾患からは区別されているもののICDの大分類やDSMでは便宜的に精神疾患の一種とされるとの共通点を持つ発達障害(広義には学習障害を含む)と知的障害ですが(言語障害は診断名ではない)、両者はやはり精神医学上も支援学校・支援施設の現場でも扱いがかなり違っていますし、私自身の幼少期と重なる部分を多く持っているのは発達障害(中でもアスペルガー症候群)の子供たちのほうだとは感じますが、お互いにもっと交流があってもよい気はしています。

DVシェルター入所者の方々(特に精神障害・身体障害を負った方々)との交流

 いわゆるDV(家庭内暴力)被害者が一日から数か月間入所する施設は「DVシェルター」と呼ばれており(法律用語ではなく俗称)、世相を反映してか、ほとんどが女性専用で、そうでない場合も入所者のほとんどが女性です。自治体が運営するシェルターもあれば、民間(NPO・企業・人権団体・宗教団体など)が運営するシェルターもあります。

 所在地や電話番号を公表していないシェルターはコンフィデンシャル、公表しているシェルターはノン・コンフィデンシャルと呼ばれていますが、最近はいずれの場合も、民間が運営する一部のDVシェルターの劣悪な実態が問題となっているようです。

 民間の一部のシェルターでは、入所時に携帯機器・財布などの私物をシェルター側に預けなければならない場合があり(表向きは「加害者の追跡から逃れるため」などとしているものの、事実上、違法な財産没収であるケースあり)、食事・外出・入浴なども自由にできない場合が多いため、シェルター側に内緒でご家族など外部の人に助けを求める方もいらっしゃる状況です。

 シェルター職員の男性から暴力を受ける二次被害も起き、シェルターを転々とするケースも見かけます。夫のDVから逃れるためにシェルターに入ったにもかかわらず、シェルターで色々と不適切な対応(風俗業への就業・売春を勧める発言など)を受け、結局「夫のいる自宅が一番マシだった」などと自宅に戻ったケースまで見かけました。

 私も個人的には、迷いなく、まずは公的機関・自治体のシェルターか、被害女性自身が運営に携わる下記の寮やソーシャルアパートメントをお勧めします。

DV・暴力・虐待被害者専用の寮やソーシャルアパートメントにお住まいの方々(特に精神障害・身体障害を負った方々)との交流

 これらの方々には、職場や学校だけでなく、助けを求めて入所したはずの上記のDVシェルターなどで、暴力・虐待被害を相談した相手(教職員・精神科医・カウンセラー・NPOのDVシェルター職員・警察など)から暴力・虐待などの二次被害を受け、精神障害・身体障害に陥って逃げてきた方々もいらっしゃいます。

 それまでにこれらの方々がお住まいだったNPO・民間のDVシェルターでは、暴力をふるう職員がいたほか、運営・資金の流れが不透明だったり、防災・防犯対策や消防法が遵守されていなかったり、衛生管理が杜撰だったり、色々と悪質だったようです。

 今まで、寮母さんやオーナー様などを通じて、寮やソーシャルアパートメントごとの規約の範囲内でお話を伺ってきました。

 昨今ソーシャルアパートメント・シェアハウス・シェアルーム全般で問題になっているような建築基準法や消防法上の違法性がなければ、気の合った暴力・虐待被害者どうしの共同生活はかなり有意義なものになり得ると私は思います。

▼ 私がご相談を受けて交流してきた、精神・身体症状共感覚その他の特殊知覚・症状を持つ女性が入居者の多くを占める、シェアハウス型の女性寮のサイトです。
 女性に特有の症状・知覚については、寮生に解説をお願いしています。
 →→ ●精神・身体症状、共感覚、その他の特殊知覚・症状の解説の分担などについて

シェアハウス型特殊女性寮 コンフィデンシャル・レディース東京(Confidential Ladies Tokyo)

交流から派生した試みなど

 「岩崎式日本語」という、主に暴力被害者や解離性障害や不安障害の方々が(加害者などに記述内容がすぐに分からないよう、暗号のように)日記や被害報告メモなどで使用するための、新しい日本語を作り続けています。これも私のライフワークです。

 この言語は、私が色々な精神疾患を負った女性の方々を拝見していて着想した言語であることなどから、9割以上の使用者が女性ではありますが、発達障害者の男性も使用しておられます。

 言語の性質上、個人的な秘密の日記や文章に使われることがほとんどですが、言語考案者としては、文法など言語学的意義があると思われる部分については、責任を持って解説していきたいと考えています。

岩崎式日本語
岩崎式日本語研究会

岩崎式日本語ペディア
岩崎式日本語ペディア

:岩崎式日本語の百科事典(ウィキペディア調)。

各ページの構成

 各精神疾患のページは、主に以下のような構成になっています。ただし、岩崎式日本語の知識がなくとも、十分に読めるようになっています。

精神医学的定義
精神医学的定義の概要
罹患者との個人的交流
「岩崎式日本語」にまつわる個人的交流
参考文献(精神疾患の分類以外)

 共感覚については、精神病・精神障害・神経症性障害・人格障害のいずれともされず、また閃輝暗点は(偏頭痛の直前に多発することから)神経系の疾患とされています。(ICD-10「G43 片頭痛」)
 ただし、これらは「心の状態や症状」と密接に関わりがあると私は考えています。各項目の中でも、随時これらに触れています。

●以下は、サイトを立ち上げて以来交流させていただいた方々の統計です。ここでは、(2)のほうが参考になると思います。

「ご訪問者」としてありますが、私のほうから施設などを訪れた中でお会いし、交流させていただいた方々も含まれています。お会いした方々であっても、普段はメールなどネットを通じた交流が多いため、便宜的に「ご訪問者」としてあります。

 また、共感覚者については、一度もお会いせずに交流が終わった(メールやアンケートを通じての交流のみだった)ご訪問者様のほうが圧倒的に多い状況で、その後にお会いして共感覚者であることの確証が取れているご訪問者様との間に色々な違いも見られますので、統計データの正確さを期するため、ご訪問者様の分類を細かくしてあります。

「岩崎純一のウェブサイト」へのご訪問者の統計 (1)(PDF)
「岩崎純一のウェブサイト」へのご訪問者の統計 (1)

「岩崎純一のウェブサイト」へのご訪問者の統計 (2)(PDF)
「岩崎純一のウェブサイト」へのご訪問者の統計 (2)

【当サイトにおける精神疾患者等の個人情報の扱い、およびDV・暴力・虐待等の加害者への対策について】

●当サイトでは、精神疾患者・発達障害者・DV被害者・性的暴行被害者などの方々の個人情報の扱いについても、一般のご訪問者様の個人情報と同様に、個人情報の保護に関する法律に基づき、下記のように扱いを定めるものとします。
法令に基づく表示(個人情報の保護に関する法律に基づく表示)

●ただし、暴行内容などが唯一無二であるために(個人の実名を明記せずとも)被害者が特定可能であると考えられる事例については、掲載しないこととします。
 このほか、DV・暴力・性的虐待などの加害者の追跡を免れるため、以下の各法令に基づき、万全の対策を取るものとします。

 ○刑法
 ○民法
 ○配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法)
 ○児童福祉法
 ○児童虐待の防止等に関する法律(児童虐待防止法)
  および各法律の施行令・施行規則など

●DV・暴力・性的虐待などを発見した場合は、公的機関などに通報して下さい。特に児童虐待については、以下に示す通り、児童虐待の防止等に関する法律により通報が義務となっておりますので、ご注意下さい。
ご連絡・メールを頂く際の留意事項(公的機関の相談窓口・ホットラインや警察などへの相談・通報の重要性について)

【執筆の際の留意点】

●「譫妄」の「譫」、「鬱病」の「鬱」などは、国・厚生労働省や日本の精神医学の各学会の規定や国民への要望に従い、基本的には「せん妄」、「うつ病」などと仮名で綴った。ただし、精神疾患の定義・解説以外のページで、私自身の精神疾患への見解などを述べた文章の中では、漢字を用いた箇所がある。

 特に「鬱」については、前世紀末まではごく普通に「鬱病」の表記を用いる学者や医師もいたほか、2010年の常用漢字表の改定によって常用漢字に追加されたことを機に、なおさら医学用語の翻訳語の改定においても、一旦「うつ病」とされた表記を再び「鬱病」に戻したほうがよいのではないかとの見解を私自身は持っている。
 そのため、医学用語としての定義・解説を書いたのではない箇所(皆様との交流の感想を書いた箇所など)については、「鬱病」とした箇所が多い。ただし、現行の医学用語の「うつ病」表記・概念との齟齬を軽減・解消すべきと判断される文脈においては、仮名書きに戻した箇所がある。

【参考文献】(「精神及び行動の障害」の全ページに渡る参考文献のみ。その他の参考文献は、各ページを参照。)

World Health Organization (2007). International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems (10th Revision, Clinical Modification)
WHO (2010) ICD-10: Clinical descriptions and diagnostic guidelines: Disorders of adult personality and behavior
American Psychiatric Association (2000). Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders (4th ed., text revision). Washington, DC: American Psychiatric Publishing.
American Psychiatric Association (2013). Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders (5th ed.). Arlington, VA: American Psychiatric Publishing.
"Intellectual developmental disorders: towards a new name, definition and framework for "mental retardation/intellectual disability" in ICD-11". World Psychiatry 3 (10): 175-180. October 2011.
『DSM-IV-TR 精神疾患の分類と診断の手引(新訂版)』 原著:American Psychiatric Association 訳:高橋三郎、大野裕、染矢俊幸 医学書院 2003年8月
『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』 原著:American Psychiatric Association 日本語版用語監修:日本精神神経学会 監訳:高橋三郎、大野裕 訳:染矢俊幸、神庭重信、尾崎紀夫、三村將、村井俊哉 2014年6月
『EBM 精神疾患の治療 2011-2012』 上島国利、三村將、中込和幸、平島奈津子 中外医学社 2011年
『ICD-10 精神および行動の障害 臨床記述と診断ガイドライン(新訂版)』 原著:World Health Organization 監訳:融道男、中根允文、小見山実、岡崎祐士、大久保善朗 医学書院 2005年11月
精神疾患: メルクマニュアル18版 日本語版
医学用語集めでぃっく